ブライズルームできています。

インテリアコーディネーターの鈴木恵理子です。
先日のNICAのイベントの際の講師の方の写真スタジオ。
以前は衣裳部屋だった部屋をブライズルームという部屋にリノベーションの際、
インテリアコーディネートを担当させてもらいました。せっかくなので載せさせていただきます。
約一年前のお仕事だったのですが、素敵なブライズルームとして喜ばれ、
利用されていると知り、嬉しく思った先日のセミナーでした。
これからご夫婦になり、家族を作っていくストーリーが始まる部屋として
ブライズルームは位置づけられているのです。
そんなお部屋のコーディネート。楽しくないわけがありません。
ウエディングドレスの美しさが際立つように
部屋のカラーは白を基調にしてまとめてほしいとご要望でした。

工期もあり、既製の巾木、廻り縁を使用することになったので
鏡の周りにサンメントを取り付けていますが
そのカラーに合わせていますので統一感がでますね。
ドレッサーは実は棚付きでしたが鏡とのバランスが良くなかったので外しています。

花嫁様がお化粧をするスペース。照明の高さは美容師さんの丁度良い高さにしています。
自然光の光が入るようにと、メイクの色を邪魔しないように、ドレープは薄手にしています。
フレンチ、でもシックな雰囲気になるようにとご提案したドレープの柄です。
間仕切りの向こう側ではスタッフさんたちがアイロンかけの作業や
ボタン、花飾りなどを作る予定。作業中も見えるように。シアーを二重掛け。
シアーの上にドレープと共布でバランスを付けています。
こうすることで窓側のドレープとの一体感が生まれます。
フックを隠す効果もありますね。
壁にかかった鏡に花嫁様がご自分の姿を映して見えるように大きな鏡を配置。
こうしてみると壁の向こう側の部屋のようですが、鏡に映ったドレッサーたちなのです。
鏡の下に巾木を入れていないのがポイントです。
枠はサンメントを使用。鏡はオーダーで。

出来上がった部屋に嬉しくなった私です。シャンデリアが入るとやはり違いますね。
本当はLEDにしたいところですが、フィラメントの黄色の部品がどうしても気になり、
通常のシャンデリア球にしています。
シャンデリアはそれほど照明としては使わず、ビジュアル的に必要なのだというお話。
今回はビジュアル重視でご提案させていただきました。

暖かみのある光は新郎新婦を優しく照らします。
メダリオンを取り付けることで少しゴージャス感をだしています。
天井に柄も浮かび上がって素敵になりました。
フォトガーデンホンダ様HPよりお借りしました。現在の様子。プロの写真は素敵です。

幸せのお手伝いができて嬉しいお仕事でした。

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