越前旅へ

越前鯖江市の越前漆器と武生の越前和紙の工房を見に行きました。
WEBでなんでも調べられる時代ですが、プロダクトを作り出す空気感は現場に行かないと知ることができない。
先日のJAFICAの官浪先生のセミナーを思い出し、だから無理をしてでも行かなきゃと。
(実際、喉が痛くて大丈夫かな、と我ながら心配でしたが、、治りました〜)
結果、行ってよかった。

雪の寒い日、この寒さや湿気がこの伝統工芸を生み出すこと、漆器のこっくりと丁寧に塗り重ねられるさま、
蒔絵を作り出す筆や机の愛しさ、沈金の細かな作業からの一転出来上がる艶やかさ。挑戦する漆もあり。
普段使ってる木曽漆器とは違う美しさ。

越前和紙はかつて京都や江戸に向かい唐紙になったことも、
人の手で素材から厳選され組み合わせで表情が変わることも、
そして今や世界のアーティストが求めてることも知らなかった。寒さが和紙をつなぐ。

充実の時間。

ありがとうございました。

どんな風にアウトプットできるかな。

若いお弟子さんと向かいあう静かな時間。
蒔絵の作業を無言で見つめて。
岩合さんの世界猫歩きに撮影されたという
じゅうちゃん。 カメラ目線で、撮れ!と。笑
漆の下塗りの様子を拝見。
漆を丁寧に塗り重ねて強い漆器になるそう。
生漆を見せていただきました。
仕上げの朱塗り。
美しい赤。手際の良さに魅入る
沈金の掘り。この後金を埋め込む様が美しすぎて思わず声がでる。
和紙の原料を煮ています。
水の中で和紙の素材から
異物を取り除く。
きちんと除く事で出来栄えが変わる。
和紙を使ったあかりギャラリー
和紙屋さん 蔵のギャラリーも雪で覆われて

旅の成果は2024年JAPANSHOPにて