素敵に年を重ねるお手伝い

先週末は94歳の女性の家のプチ修繕。
畳の表替えとカーペットのとりかえ、襖と障子の貼り替え。
普段過ごす部屋だから、なかなか手をつけられませんでしたがやっとできました。
綺麗になった、と凄く喜んでいただきました。
思えば工務店にいるときからキッチン、お風呂、洗面室、和室、トイレ、
外壁塗装など、ずっとご依頼頂いていて。
ご主人が亡くなられてからのお一人暮らしから始まったリフォームはもう15年くらい経ちました。
ご依頼ないときも時々顔を出してたのは今は亡き両親と同世代だからでしょうか。
いつも自家製のお漬物や野菜をもらって、実家に行くのと同じ気持ちにさせてくれました。
今回修繕が終わって、確認に伺ったら
「本当にありがとう。綺麗にしてくれた。こうして自力で生活できたのも快適にリフォームしてくれたから。
でもこれが最後の依頼になるかも。」と。寂しそうにおっしゃって、、
帰りの車の中でその言葉を思い出してポロポロ涙がこぼれました。
お一人暮らしでも野菜を作り、その野菜を使った料理も毎食手作り、丁寧な暮らし。
少し前までは俳句を詠んだり、体操したり、とても素敵な暮らしぶり。
少しでも快適に過ごせるお手伝いができて良かった。
リフォームすることで素敵に年を重ねるお手伝いができたかな。
また伺いますね。