吹き抜け照明はこんな感じに

さて、昨日は雪の中現場確認。
もうすぐお引渡しのお客様の家のカーテンの取付終わったと聞いたので確認に行きました。
先週も行きましたがまだカーテンが取付終わってなかったのでもう一度。
吹き抜けの照明の確認をするためです。
遮光カーテンを取り付けたので夜と同じような条件で確認できます。
夜に確認に行けると良いのですが、なかなか行けないことも多いので
行けるタイミングがあれば行きます。
(カーテンは遮光3級なので日中は光が透けていますが、
夜外から見る場合はこれほど光は透けません。太陽光って強いのです。)

さてその空間です。吹き抜けを間接照明で仕上げました。
吹き抜けの窓上と梁の上に照明器具をいれている間接照明、コーブ照明にしています。
間接照明とは器具を見えないところに配置して光を天井や壁、床などに当てて、
その反射光で間接的に部屋を明るくする手法です。
カーテンBOXの上に間接照明、こちらは造作しています。
梁の上は照明器具を載せただけ。
コンパクトなデザインですがしっかり吹き抜けの天井を照らしてくれる大光電機さんのスグレモノ。

え?間接照明だけ?と思われるかもしれませんが、
こちらはソファを置くスペースであること(3.2m×3.2mの吹き抜け)
手元は吹き抜けでない天井にダウンライトを入れているので問題ありません。
家具配置によって方法は変わりますが、
天井を照らさないと圧迫感があるので
いくら手元照明をいれても暗く感じてしまいます。
吹き抜けはいかに天井を照らすかにかかっているかもしれませんね。
TVを置く方はブラケットを付けて空間に変化を与えています。
変化をつけるにはスタンドライトを置いても良いですね。

ところで濃い色の木目を生かした空間場合、照明の光のは電球色か温白色がおすすめです。
暖かみのある光の色が木の柔らかい素材感の印象とよく似合ます。