桜の季節ですね。桜の彫刻、軽井沢彫のお店の展示替えをしました。

インテリアコーディネーターの鈴木恵理子です。桜の季節ですね。こちらはまだソメイヨシノの開花はもう少し先ですが、、、
そんな中、中軽井沢の「一彫堂」さんに行って来ました。軽井沢彫の老舗家具工房さんです。今回、店舗の家具の展示替えをご依頼いただきましたので、そのための納品に伺いました。
 毎年シーズン初めに展示替えを行うそうですが、ご自分たちだけで行っているのでICに相談したらもっと素敵に、違う展示ができるのではないかと
知人を介してご依頼いただきました。
 初めて伺ったのはバレンタインのころ。2回めにご提案して、3回目に実施です。ちょうど私は忙しい時期に重なっていたので手配が間に合うかドキドキでしたが、無事納品完了しました。
 最初にご依頼いただいたとき、実は展示家具の多さに戸惑いました。
これを素敵に見せるには、と考え思いついたのがレースで視界を区切ってフォーカルポイントを作ること。しかし、ご提案の際、通路幅を確保しなければいけない、家具を入れ替えたときに位置を変えたい、 そして予算もあり、、、などの条件をクリアしたの がこれでした。


テーブルとチェアー、そしてチェストを置いて、部屋でお茶を飲むイメージの展示になりました。

レースカーテンは素敵なフォーカルポイントになりました。春から夏にかけての軽井沢のイメージに合うと思います。
しかもレジ側から見ても視界を遮らない。これは大きなご要望でした。よかったー。
木とは違う素材があることでそれぞれが独立した印象になりダイニングテーブルの桜の彫も以前より目立ちます。

創業当時の看板もきちんと展示することで説明しやすいですね。以前は商品の奥に隠れていました。
看板の下には今年の新作、黒の軽井沢彫りです。お客様にじっくりと観ていただきたいポイントができました。
桜の彫と猫脚を観ていただきたい。

二階にも展示があります。
今までは倉庫のように沢山の家具が展示されていましたが、家庭に置くシーンをイメージできるようにしましょう、とお話し、シアーカーテンで柔らかい雰囲気をつくり、ラグを敷くとよいとお話したら早速取り入れていただきました。さくらの透かし彫りテーブル、チェア、素敵ですね。
以前は手前にチェストが置かれていたのも位置を変えていただきました。


沢山の種類がある商品をお客様に観ていただきたい気持ちはわかりますが、家具だけ並べてしまうとそれぞれの魅力が消されてしまいます。展示数を減らし異素材を使う方ことでより家具が素敵に見えるよう工夫しています。

軽井沢彫りは桜の模様とブドウがモチーフ。たくさんの桜の彫刻をみていると桜のお花見をしているようですね。
やっぱり桜の季節によく似合う。本物の桜もはやく咲かないかな。

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