JAFICA×モクコレ 準備編

インテリアコーディネーターの鈴木恵理子です。
2019.01.29~30 東京ビッグサイトにて「モクコレ」(ウッドコレクション)が開催されました。
私が所属しているのは長野県インテリアコーディネーター協会(NICA)と日本フリーランスインテリアコーディネーター協会(JAFICA)の二つですが、そのうちの一つJAFICAでモクコレのブースを設営しました。
木と異素材の組み合わせ、伝統技術の継承、木の可能性など、木をインテリアにどう生かすか、またJAFICAが以前より発信しているエシカルインテリアという観点から展示を設営しました。また、他ブースが各メーカー、各県など単体の展示となっていますが、全国のインテリアコーディネーターの集団である利点を生かし、複数のメーカーや作り手からお借りしたものを展示し、「木」とインテリアの可能性を広げた展示とすることができました。環境に負荷を与えない、倫理的に製作されたもの、伝統的なものである、などがJAFICAの展示テーマでありました。

私もお手伝いに行きました。東京のイベントですが、企画から手伝うメンバーの募集があり、木(モク)と聞いて、絶対参加したいと思って応募しました。
2018年4月にJAFICAに所属して、とくに活動に参加していませんでしたが、12月にNICAの会長職が終わったこともあり、参加することに決めました。また、信州は木がとても多く身近な存在、扱う人も多い、沢山の素敵なものが製作されている、それなのにその知名度と活用度は低い、、私は少しでも信州の木の良さを発信したかったのです。東京まで4時間かかる私が参加できるのか不安もありましたが、発信したいと思っていたのが「組子」でした。伝統の技術を発信したい、そんな思いをもって参加し、企画の段階で提案。その案が採用され、展示の一部になりました。

大槻木工所さんに組子の取材に伺った様子。

企画の始まりが12月。そして実施が1月末。約2か月弱で企画をまとめ当日に設営できたのは、多くの優秀なメンバーが集まるJAFICAだからでしょうか。
特にブースのデザインを担当した五位淵さん、驚異的なスピードで図面作成から、手配、設営まで取り仕切ってくれました。事務局長の片柳さんもリーダーとしてモクコレ企画側との打ち合わせをこなし、長野まで組子の取材をしに来てくれたり、組子の当日の設営も。会長の江口さんは当日セミナーで登壇。
その他のメンバーも事前にインスタレーション用のオブジェの製作、当日の設営など、多くの力がつながっての最高の展示となりました。
私の担当はJAFICAの展示のイメージをパースを使って、組子をお借りする大槻木工所さんに説明したり、オブジェの作成を手伝ったり。
そして前日の設営、当日の説明員、終了後の撤去作業など。いやいや、かなり充実した時間でした。モクコレ当日の様子はあとで。

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